こんにちは、鵜殿シトラスファームです。
なんと2024年初めての投稿でした、遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。
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2024年2月5日に関東平野部でも日常生活に支障が出るほどの積雪がありました。当日の雪の降り具合をみていた時は、今までの雪の経験から今回の降雪量ではほとんど被害は出ないだろうと思っておりましたが、結果的には10数本の木の枝が割と幹に近い位置で折れてしまいました。
なぜ折れてしまったのか、備忘録もかねてこの投稿に残しておきます。
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①折れた木の品種
今回折れてしまった木の品種はライム及びライムと掛け合わせ品種のキンカン ライムでした。その二品種以外の被害はほとんどありませんでした。
最も多く所有しているマイヤーレモンをはじめ、ほとんどの品種に被害がなく、ライムやキンカンライムに被害が集中していたことから、
【ライム区に含まれる品種は木の強度が弱い】というもの(詳しく調べておりませんが、キンカンライムもライム区に含まれると思われます)。
ライム区の品種を育てる場合、支柱による枝の補強や、剪定による枝先端の重さを調節したり、葉を少なくすることで降雪による重さを減らす対策が必要でしょう。
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②翌日の雨
今回の雪で特徴的だったのは、雪自体が湿った重い雪でしたが、翌日さらに枝葉に雪が積もった状態で雨が降りました。それにより重さがさらに増したことも枝への負担を増やしたのではないかと考えられます。
雪が降った翌日の2/6午前中に軽く見回りをした時には、10本以上が折れているようには見えませんでした(気づいていない可能性もある)。
雪当日だけではなく、前後の天気も確認する必要がありそうです。
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幸い今回は幹から折れて再生不可能という木はなく、枝の折れた木は全て処置により時間は要しますが再生してくれると思います。
今年の雪はかなり勉強になることが多かったです。昨今は天気による被害はとても多いです、猛暑いよる雨不足や12月からくる大型寒気など、、、
一つ一つ克服し、安定した生産を目指していきたいと思います。