2024年度のレモンの販売について

こんにちは、鵜殿シトラスファームです。

気が付けば8月が終わり、今年も残り1/3となりましたね。まだまだ暑いですが、あと一ヶ月もすれば柑橘の収穫がだんだんと始まっていくことでしょう。

 

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※2024年度のレモンの販売についてご案内させていただきます※

マイヤーレモン

また、昨シーズンごろから段々と使ってくださる方が増えてきたキンカンライムにつきましては、マイヤーレモンより早く販売できる可能性がございます。

オンラインショップにつきましては、11月ごろから受付を開始させていただく予定です。販売開始時期が確定でき次第改めてインスタグラムやホームページのお知らせ投稿で告知させていただきます。

 

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現在、火水木にぶどうの販売に来てくれている加藤ぶどう園さん。

 

水曜日にいちじくの納品に来てくださっているファーム根本さん。

 

このお二方の収穫が続いているうちに少しでも柑橘の販売を一緒にできればと考えております。

※ぶどうといちじくは11時ごろ~15時ごろの販売をしております。また、天候や収穫状況等により、出店がない場合がございます。

松戸の農家さんたちの繋がりのおかげで、MONPEも少しずつ賑やかになってまいりました。

ぜひお立ち寄りください。

成長する柑橘果実たち

こんにちは、鵜殿シトラスファームです。

今年の春は比較的天気に恵まれた春のような気がします。

雨は定期的に圃場を潤してくれ、柑橘たちには日照と雨のバランスの良い春でした。

梅雨に入り、柑橘の果実は生理落下の時期。ぽろぽろと実が落ちますが、残った実は収穫ができるまでに成長してくれるでしょう。

健康にすくすく育っているマイヤーレモン(写真上)と生理落下したマイヤーレモン(写真下)。

落ちている実をみると少し不安になりますが、実の数が多すぎるとそれも体力を使いすぎるリスクになります。

『1つの実に対し25枚の葉』これが木に残す果実の数の黄金比。健全な木は自力でこの数に調整しているように感じます。

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そして、いろいろな品種も生理落下をのりこえた実たちが次第に肥大化し、収穫への希望をつないでくれています。

ライム

はるか

璃の香

ベルガモット

レモネードレモン

今はあめ玉くらいの大きさですが、厳しい暑さの夏を超え、半袖が長袖になるころには立派な大きさになり次第に色づいてくるでしょう。

今年の夏はどのような天気になるかわかりませんが、井戸の設置が完了し例年より少し安心な夏が過ごせそうです。

2024年積雪の被害

こんにちは、鵜殿シトラスファームです。

なんと2024年初めての投稿でした、遅くなりましたが、

明けましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。

2024年2月5日に関東平野部でも日常生活に支障が出るほどの積雪がありました。当日の雪の降り具合をみていた時は、今までの雪の経験から今回の降雪量ではほとんど被害は出ないだろうと思っておりましたが、結果的には10数本の木の枝が割と幹に近い位置で折れてしまいました。

なぜ折れてしまったのか、備忘録もかねてこの投稿に残しておきます。

①折れた木の品種

今回折れてしまった木の品種はライム及びライムと掛け合わせ品種のキンカン   ライムでした。その二品種以外の被害はほとんどありませんでした。

最も多く所有しているマイヤーレモンをはじめ、ほとんどの品種に被害がなく、ライムやキンカンライムに被害が集中していたことから、

【ライム区に含まれる品種は木の強度が弱い】というもの(詳しく調べておりませんが、キンカンライムもライム区に含まれると思われます)。

キンカンライムの被害
一本で折れた枝の量

ライム区の品種を育てる場合、支柱による枝の補強や、剪定による枝先端の重さを調節したり、葉を少なくすることで降雪による重さを減らす対策が必要でしょう。

②翌日の雨

今回の雪で特徴的だったのは、雪自体が湿った重い雪でしたが、翌日さらに枝葉に雪が積もった状態で雨が降りました。それにより重さがさらに増したことも枝への負担を増やしたのではないかと考えられます。

雪が降った翌日の2/6午前中に軽く見回りをした時には、10本以上が折れているようには見えませんでした(気づいていない可能性もある)。

雪当日だけではなく、前後の天気も確認する必要がありそうです。

幸い今回は幹から折れて再生不可能という木はなく、枝の折れた木は全て処置により時間は要しますが再生してくれると思います。

今年の雪はかなり勉強になることが多かったです。昨今は天気による被害はとても多いです、猛暑いよる雨不足や12月からくる大型寒気など、、、

一つ一つ克服し、安定した生産を目指していきたいと思います。

ジェードライム販売開始!

こんにちは、鵜殿シトラスファームです。

今シーズンの柑橘の販売が開始いたしました!

先陣を切って登場しましたのが、『ジェードライム』。

9/21より直売所MONPEに併設しているМ+で販売しております。

※マイヤーレモンの販売は10月中旬を予定しております。

キンカンとライムのかけ合わせ品種であり、小粒で使い切りやすく、和柑橘の香りとしっかりした酸味で、ドリンクからいろんなお料理の付け合わせ等幅広く使えます。

半年間の作業が実を結び、ついに収穫を迎えることができました。

この初収穫の日は毎年嬉しさがこみ上げてきます。

 

⊛ジェードライムおすすめの使い方⊛

①ドリンク:焼酎やハイボール、サワーに一絞りして晩酌。種が多い品種ですが、グラスの底にくっついてあまり気になりません!

②ギョーザのつけダレ:ギョーザの時に我が家の定番。醤油+ラー油+ジェードライム一絞り。爽やかな酸味でギョーザがすすむ。美味。

   

③そうめんやお蕎麦に:夏に使いきれなかったそうめんのおつゆに一絞り。気温が下がってきたら温かいおそばにすだちそばのように浮かべてもOk。

 

などなど。

もちろん焼き魚や唐揚げなどのお供にも使えます!

皮も食べてOk。収穫後の防腐剤やワックスを使用しておりませんので、皮まで使えます。緑色の早摘みの間は歯ごたえのある食感と、山椒のようなピリピリ感。11月頃黄色に変わってくると柔らかく、甘味が出てきます。

 

М+ではジェードライムを使ったノンアルコールのモヒートも販売中です!

まだまだ全国でも出荷果実を見たことがない希少品種のジェードライムを是非お試しください。

※マイヤーレモンの販売は10月中旬を予定しております。あらためてご案内させていただきます。

元気のない気を剪定しました

こんにちは、鵜殿シトラスファームです。

梅雨の合間の晴れがいよいよ夏の暑さになってきましたね。

昨年のちょうど今頃、6月にしては前代未聞の猛暑に見舞われ、我々の圃場のレモンの木々もかなりのダメージを受けました。

昨年6月末の段々畑

本来3月が剪定の時期ではありますが、実も葉もすべてなくなってしまった状態でしたので、夏場に強めの剪定を施したところ、今年はしっかりと実をつけるまでに回復してくれました。

剪定後の段々畑
今年の段々畑のレモンの木

今年別の圃場で元気のない木が数本確認されましたので、収穫が見込めないようなら早めに剪定を施し、若い新しい枝を出させてあげます。

剪定前
剪定後

本来は3月のみが剪定に適した時期です。4月から新芽が出始め、花が咲き、実を収穫するのが12月いっぱいまでで、1,2月は寒さがまだ厳しい為、適しません。

ですが、ここまで葉が落ちてしまった木は、一度早めに剪定し、夏と秋に出てくる芽から新しい枝をはやさせてあげます。

うまくいけば来年、この木も実をつけてくれるでしょう。

本年も大変お世話になりました

本日で年内の営業が終了となります。

今年は収穫量が少なく、例年より半月遅い収獲スタートなりましたが、販売開始早々よりたくさんのお客様にお越しいただきました。誠にありがとうございました。

また、新年の営業ですがマイヤーレモンの販売は完売となりました。直売所MONPEは閉めますが、隣接しておりますM+(エムプラス)では引き続きジェードライムを販売いたします。

ジェードライムはキンカンとキーライムの交配種であり、カリフォルニアで最近開発された品種です。

半分にカットしたものをカットレモンの感覚で色々なお料理に絞ってお使いいただけますし、ドリンクはもちろん、この時期では鍋料理に合わせるポン酢をお醤油とジェードライムで作るのも美味しいです。

酸味はライムほど強く、香りは和柑橘。黄色い果実の皮は甘いので絞った後食べられます。

まだお使いではない方は是非お試しください。

本年も大変お世話になりました。

良いお年をお迎えください。

鵜殿シトラスファーム